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MIDI曲,作曲,読み物

るな

ちゃおっす(`・ω・´)
りとです(*゚▽゚*)
本日は「るな」をご紹介!

この曲は「アニマ・ブリオ」でも書いたように、あの曲を書いたときに思いついた(妄想した)ストーリーに曲をつけたものです。
そのため、アニマ・ブリオのメロディーを使ってます(`・ω・´)
それぞれのメロディーが場所やテーマを表しているので、聴きながら
「これ同じメロディーだっ!」
って、ハッとしてください(?)(`・ω・´)
ちなみに、この曲も「SingerSongWriter」を使って作曲しています。
作曲したのはたしか、2007年の高2のときだったと思います(´∀`)
でわでわ、とりあえず聴いてみよましょう!(*゚▽゚*)

この曲には上でも言っているように、妄想ストーリーがついています(´∀`)
ってことで、その物語を紹介したいと思います(`・ω・´)
ちなみに、りとがいつもアップロードした曲につけている画像は101が描いてくれたるなの絵です(*゚▽゚*)
Luna Calan(ルナカラン)では、この「るな」をマスコット(?)キャラクターにしています(`・ω・´)
しかし、るなを考えたのはりとなので、物語の前にりとが描いたるなも紹介しておきたいと思います!(*゚▽゚*)

画力はかなり低いですが……(;´д`)
とりあえず、恥ずかしがるのはやめて、、、晒します!
あんまり叩かないでください!(´;ω;`)

008 るな

はい( ;∀;)
晒してしまった・・・
まぁ、深くは突っ込まずにつづきを読んで欲しいです(´;ω;`)

わざわざ晒した「わけ」ですが、のちのち、「るな」の絵を見ている方々に募集したいんです(>_<)
おこがましいのはわかってるんですが、、、いろいろなるなを見たい!
それだけ思い入れのあるキャラクターなんです(´д`)
また、サイトを変更しつつ、みなさまが描いてくださったるなを投稿できるような仕様にできれば!と思っております(´∀`)

でわでわ、前置きが長くなりました( ̄▽ ̄;)
るなの物語、見てみてください(*゚▽゚*)
絵本風に読んでいただけると幸いです(´∀`)

『るな』
[音楽スタート(0秒/るなのテーマ)]
あるところに小さな女の子と、炭坑で働いているその子のお父さんがいました。
女の子は、いつもお父さんと炭坑に行っていました。
女の子の名前は『るな』。
るなにはお母さんがいませんでした。
なぜかは知りませんでしたが、それが当たり前のことだし、るなはお父さんが大好きだったので全然気にしていませんでした。
そんな生活をしていたある日……

(50秒/炭坑のテーマ)
るなは、お父さんが仕事をしている間、いつも炭坑のそばにある野原で遊びます。
この日もいつものようにそこで遊んでいました。
でもこの日は、いつもは見ないかわいいちょうちょが遊びにきていたのです。
それは、きれいな花びらが、意思をもってひらひらと舞っているようで、
そのひらひらが気になったるなは一生懸命にそのちょうちょを追いかけました。
(1分26秒)
そして、そのちょうちょとともにるなは炭坑にはいりこんでしまいました。
そしてるなは迷います。

(1分41秒)
薄暗い炭坑の中ひとりぼっち。
(2分32秒/炭坑のテーマ)
るなは泣きそうになって思わず走りだしました。
るなを囲む岩の壁が、まるで生き物のように感じてきて、
不安に押しつぶされそうになったるなは、怖くて、その場から逃げたのです。
潤んだ目のせいで、炭坑の中はよけいに生き物だらけに思えました。
(3分10秒/男の子のテーマ)
そんなときです。
「ねぇ」
るなの耳に男の子の声が聞こえました。
るなは驚いて立ち止まります。
そして、恐る恐る
「だれ……?」
と、声のした方を振り返らないように注意しながら言いました。
るなは少しだけ、本当のおばけかなにかがでたんじゃないかなぁと思ったのです。
「こんにちは。」
あたたかい”人間”の声がしました。
それにホッとして、声がしたほうに振り向いたるなからは、不安の表情がなくなりました。
当たってほしくないほうの想像は当たっていなくて、そこにいたのは、普通の男の子だったのです。
るなは男の子に
「こんにちは。どうしたの?こんなところで」
と話しかけました。
すると、男の子はこう答えました……いや、正確に言うと男の子はこう”聞き返して”きました。
「君のほうこそ。」
るなは口ごもってしまいました。
だって、『道に迷った』だけではあまりに不自然だし、
『ちょうちょを追っかけて、道に迷った。』と正直に言うのはあまりに恥ずかしかったから…
そんなわけでるなは、うつむいて、何の意味も込めずにただ
「うん。」
と言ってしまいました。
次に困ったのは男の子。
たぶん道に迷ったんだなと思った男の子は
「ぼくが外まで案内してあげようか?」
と言いました。
とたんにるなの表情が明るくなり、るなはとてもにこやかに「うん!」と言いました。
(4分10秒/勇ましく歩く)
洞窟を行く二人。
言葉はあまり交わさなかったけど、るなは男の子のことをだんだん本当のお兄ちゃんのように思っていました。
るなから見える男の子の背中はとても頼もしく、大きく思えました。

(5分23秒)
しばらくすると、男の子が立ち止まり、壁のほうを指差して、
「この壁の向こう側が出口なんだけど……落盤で埋まっちゃったみたいだね…」
と言いました。
確かに、この壁の向こうから微かな風の気配をほほに感じます。
るなはまた不安になってきました。もしかしたら一生この中で暮らすことになるんじゃないかとまで思いました。
るながそんなことを考えていたときです。
隣でなにやらがたごとと音がしました。
音のするほうを見るとさっきまで壁だったところがなくなり、その奥に微かな光が見えました。
るなは、それを見るとなにかに引き寄せられるかのようにその光に向かって走り出しました。
「外だ…!」
るなの頭にお父さんの顔が浮かびます。
ダッ!
るなは勢いよく外にでました。

(5分57秒/炭坑のテーマ)
炭坑の外では大騒ぎ。
みんな、るなのことを探していたのです。
その中でも一番心配していたるなのお父さんが、るなの姿を見つけて駆け寄ってきました。
なんとか泣かずに今まで耐えていたるな。
でも、お父さんの腕の温もりを感じると、安心のためかぼろぼろと泣き出してしまいました。
しきりに、お父さんが「よかった」と言っているのが聞こえます。
お父さんの腕の中で、るなは、ふとあの男の子のことを思い出しました。
男の子にお礼が言いたくなって、るなは涙をぬぐって、あたりを見渡しました。

いません。
どこにも。

男の子はどこにもいません。

るなは不思議になってお父さんに尋ねました。
ところがお父さんの話によると、この炭坑に子供はるなだけ。そんな男の子は知らないと言うのです。
不思議がるるなをみて、お父さんが何かに気づいたかのようにこんなことを話しだしました。

(6分20秒/男の子のテーマ)
昔、この炭坑で働いていた男の子の話です。
その男の子は、たったひとりの家族である妹のためにこの炭坑で働いていたのです。
しかしある日、

男の子は落盤で命を落としてしまいました。

残された妹は里親に引き取られたのだそうです。

妹の名前はるな。
まさにるな自身の話でした。

驚くるな。

るながお兄ちゃんに育てられていたとき、まだ、るなはとても小さくて、お兄ちゃんのことは覚えていませんでした。
でも、なんとなく、あの男の子がお兄ちゃんなんだとわかったのです。

そしてるなは空を見上げ、こう言いました。

「お兄ちゃん、早く天国に行けるといいね。」

空を見上げて微笑むるなが、この話をしっかり理解できたかは分かりません。
でも、そのとき確かに、木々が風に揺られて、ざわざわとざわめきました。
(6分36秒)

それはなぜか、暖かい男の子の笑い声に聞こえたそうです。

終わり

どうだったでしょうか!(*゚▽゚*)
「るな」こんな話です(´∀`)
改めて昔書いた物語を読み返してみると・・・
あの絵だと、年齢設定がかなり高めですね( ̄▽ ̄;)
るなはもっと幼そうです・・・ヽ(;´Д`)ノ
しかししかし!ここまで読んでいただいてありがとうございました(((o(*゚▽゚*)o)))
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